近自然森づくり協会/研究会
kinshizen forestry association / society
DATA & REFERENCE
近自然森づくり資料室
スイス林業と近自然森づくりの基礎情報
スイス林業あるいは近自然森づくりをテーマとしたワークショップやセミナーにおいて、よく質問いただく項目を中心に、基礎情報をご紹介します。
◯ スイスの森林管理と林業
◯ スイスで林業従事者になるためには
◯ スイスのフォレスターとは
◯ モミ・トウヒの単純林から近自然森づくりへ…
2010年から毎年日本に招聘されている、ロルフ・シュトリッカー氏(以下「ロルフ」)の経歴を解説。ここに、近自然森づくりとは何か、が垣間見えます。
チューリッヒ州バウマ村でフォレスターを務めるロルフは、約 30 年にわたり村内の森林 850ha の管理を担ってきた(スイスの公務員には異動がない)。彼の担当区は私有林が 95% で所有者が 300 人以上(半数は村外所有者)という小規模所有形態であり、自立した林家がいないことから、自宅用に薪などを採る以外は、多くの所有者が彼に林業経営を委託している…
活動実績
任意団体「近自然森づくり研究会」は、スイスで行われている環境と林業の両立した森林管理の考え方に興味を持つ有志で設立した勉強会に始まりました。以降4年程度スイスの視察や専門家招聘、情報交換などを行ってきましたが、2014年にNPO法人を設立して役割分担を明確にし、当研究会は実践で得られた成果や話題を共有・議論する場として活動を継続しています。
2010年に始まったスイスの近自然森づくりの勉強会。次のステップとして、日本での応用普及を目指すための実行主体として、2014年に特定非営利活動法人近自然森づくり協会(東京都認可)を設立しました。以降、スイスフォレスターの招聘事業や公開セミナーの開催を引き継ぎ、さらに環境緑化事業やエネルギー開発を含めた地域支援などを実施しています。